昭和史発掘(7)新装版 (文春文庫) [ 松本清張 ]

   

文春文庫 松本清張 文藝春秋ショウワシ ハックツ マツモト,セイチョウ 発行年月:2005年09月 ページ数:436p サイズ:文庫 ISBN:9784167697068 松本清張(マツモトセイチョウ) 1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。

53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。

56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。

63年「日本の黒い霧」などの業績により第5回日本ジャーナリスト会議賞受賞。

67年第1回吉川英治文学賞受賞。

70年第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。

92(平成4)年8月死去。

98年8月、北九州市に「松本清張記念館」が開館した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 襲撃/「諸子ノ行動」/占拠と戒厳令 二月二十六日、遂に重臣襲撃決行。

「いよいよ始まった。

余の筆ではこの時の感じはとても表し得ない。

あの快感は恐らく人生至上のものであろう」(磯部浅一)。

拳銃で撃たれたうえ軍刀で切り刻まれた高橋是清。

夫人の機転で一命を取り留めた鈴木貫太郎。

女中部屋に潜んだ岡田啓介。

戦勝気分に酔い痴れる青年将校らであったが…。

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